やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

今回はイエスをご紹介します。

 こんにちは、progretechです。

 

今回は、イエスのオススメアルバムをご紹介します。と、その前にイエスと聞くと思い出す事があるので少し聞いてください。昔、アルバイトで知り合った人と趣味の話題になり、その人がロック好きで、特にイエスが大好きであると話してくれた事がありました。私が知り合った人の中でプログレを知っている人はほぼいませんでしたし、大抵は、私がプログレが好きだと話すと、「へ・・? プログレ・・・?」という反応がほとんどなので、趣味の話になると私は「ロックを聴くのが好きで、よく聴くのはオアシスとレッチリですね!」などと言ってプログレの話はしませんでした。まあ実際オアシスもレッチリも好きなので嘘ではないのですが。しかしその人は、自らイエス好きと話してくれたのです。驚き、数少ないプログレファンを見つけて嬉しかったのを覚えています。ただその後、話を聴くうちに、彼はイエスだけが好きで、他のプログレバンドにはあまり興味がないという事がわかりました。その時、私は『ほー・・。イエスは特別なのか。そうかあ。なるほどなあ。』などと妙に感心したのを覚えています。何が『なるほど』なのか意味がわからないですよね。

 

はい、非常に個人的などうでもいい話で申しわけありませんでした。さて、イエスについて簡単にご紹介することにしたいのですが、その前に一つお断りしておきたい事があります。イエスは現在も活動しているバンドなので、キャリアが長くアルバムの数も多いのため、私がわかるのは1987年に発表された『ビッグ・ジェネレーター』までです。申し訳ありません。よって、その範囲内でのご紹介とさせて頂くことにします。それではまずイエスサウンドについてお話しします。イエスの曲は複雑で緻密に構成されていて、静と動のコントラストが素晴らしく、感動的ですらあります。メロディアスな静と躍動的で疾走感ある動が迷路のように絡み合って、聴くものを圧倒します。また複雑な曲を演奏する卓越したテクニックも素晴らしいの一言ですね。噂では、イエスの曲を完璧にコピーできるアマチュアバンドは当時ほとんどいなかったとか。ただ、イエスジェネシス同様、1976年あたりに起こったニューウエーヴ・ムーブメントの影響でその年の後のアルバムのサウンドには変化が生じています。ジェネシスほどではありませんが、ポップで分かりやすい感じになったといえばいいのでしょうか。私は1976年の前のアルバムも後のアルバムも共にそれぞれ素晴らしいと思っています。     

 

さて、前置きが長くて申し訳ありませんでした。早速オススメアルバムのご紹介に移りたいと思います。イエスだけが好きな人がいるくらいですからいいアルバムが揃っていますよ!奥さん!

 

   イエス・サード・アルバム(The Yes Album)/1971年

   こわれもの(Fragile)/1971年

   危機(Close to the Edge)/1972年

   イエスソングス(Yessongs)/1973年 (ライヴ・アルバム)

   リレイヤー(Rilayer)/1974年

   究極(Going for the One)/1977年

 

はい、以上です。え?また多い?はいわかりました。これは簡単に絞る事ができます。一般的な評価は1972年に発表された『危機』でほぼ一致しています。ただ『危機』はロック史にも残る名盤中の名盤なので別格であり、上に紹介した他のアルバムも必聴名盤であることをお忘れなきようお願いします。特に『危機』の前年作の『こわれもの』や、音楽性が変化している『究極』、ライヴ・アルバムの『イエスソングス』は必聴ですよ!私はあまりライヴ・アルバムを聞かないのですが、この『イエスソングス』だけは数え切れないくらい聞いています。ライヴの幕開けで『ストラヴィンスキー火の鳥』が荘厳に流れ、曲が盛り上がってきたところでスティーヴ・ハウのギターが切れ込んでくるところなど何度聞いても鳥肌ものです。また、ライヴとは思えないアルバムどうりの完璧な演奏は、聴くものを圧倒します。イエスの黄金期に出たライブ・アルバムなのでベスト盤的な要素も持っていますのでぜひ聴いてみてくださいね。また、ロジャー・ディーンが描いた美しいアルバムジャケットも忘れてはいけません。イエスのアルバムをたくさん手がけていますので、見てみてください。特に『こわれもの』のジャケットはオススメでございますよ。奥様。

 

さて、いかがだったでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。文章が稚拙で読みにくいでしょうが、要点だけでも伝わっていれば嬉しいです。次回はキング・クリムゾンをご紹介します。それでは!

 

 

Fragile

Fragile