やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

今回は、キング・クリムゾンをご紹介します。

 こんにちは、progretech5です。

 

今回は、キング・クリムゾンのアルバムをご紹介します。キング・クリムゾンといえば、プログレのみならず、ロック全体に影響を与えた重要なバンドとして有名です。ロック・ファンならば、ファースト・アルバムの『クリムゾン・キングの宮殿』を知らない人はまずいないでしょう。インパクトのあるアルバムジャケットは、ロックを聞かない人でもどこかで見かけた事があるはずです。バンドの中心人物は、ロバート・フリップというギタリストで、この人の音楽に対する追求がそのままバンドの活動につながっているようなグループです。クリムゾンの音楽性は時と共に変化し、進化していきます。バンドメンバーは次々に入れ替わり、解散と再結成を繰り返していくのですが、これらがロバート・フリップの考える音楽を表現するためのものであるらしいというから驚きです。まさに、音楽の追求者ですよね。『レッド』というアルバムのジャケットの右側に写っているのがロバート・フリップです。見ればわかりますが、ミュージシャンというより、学者ですよね。また、この人は元ロキシー・ミュージックブライアン・イーノと『フリップ&イーノ』名義でアルバムを発表していますので、知っている方も多いのではないでしょうか。

 

さて、それではアルバムのご紹介に入らせていただきます。まず、肝心のクリムゾンの音なのですが、アルバムによって多様に変化しているので一言で表すのは大変難しいです。アルバムに共通しているのは、硬質で美しいメロディーと攻撃的な旋律の対比、また緊張感ある圧倒的な演奏ですね。即興演奏なども取り入れているので、理解するのが難しい曲が多いのも特徴です。では、オススメアルバムをご紹介します。

 

 『クリムゾン・キングの宮殿』(In the Court of the Crimson King)/1969

 『ポセイドンのめざめ』(In the Wake of Pseidon)/1970

 『 太陽と戦慄』(Lark's Tongues in Aspic)/1973

 『暗黒の世界』(Starless and Bible Black)/1974

 『レッド』(Red)/1974

 

以上です。はい、多いですね。少し絞りましょう。ただ、絞ることは簡単です。『クリムゾン・キングの宮殿』と『レッド』ですね。この二枚のアルバムはロック史の中で重要な位置を占めるアルバムなので、ロック・ファンならば、一度は耳にしているはずです。要するに別格の名盤です。この2枚以外のアルバムも名盤なので必聴ですよ。『レッド』の後1981年に『ディシプリン』を発表しているのですが、このアルバムを境にサウンドは大きく変化しています。色々な音楽の要素が取り入れられていて、硬質で緊張感あるギターロックに変貌しています。『ディシプリン』も名盤なので一度聴いてみてください。非常にインパクトのあるアルバムだと思います。

 

さて、いかがだったでしょうか?キング・クリムゾン、聴いてみてくださいね。では、次回は、ピンク・フロイドです。ピンク・フロイドは有名ですから、みなさんの方がよくご存知かもしれませんね!では、また!