やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

プログレ5大バンド以外のイギリスのバンドのご紹介(4)

 こんにちは!

 

今回も前回の続きで、第四回になります。今回はカンタベリー・ロックのバンドをご紹介いたします。カンタベリー・ロックとは、イギリスのカンタベリー出身のバンドが始めた音楽だから、そう呼ぶそうです。具体的には、カンタベリー出身のワイルド・フラワーズというバンドから枝分かれしたソフト・マシーンとキャラヴァン及びその周辺のバンドやミュージシャンが演奏している音楽、ということらしいです。一般にはプログレの中の一つのジャンルと定義されていますが、独立したジャンルとして考えてもよいくらい個性的かつ高度な音楽性を持つバンドが揃っていますので、必聴ですよ。今回はその中心的存在であるソフト・マシーンのオススメアルバムをご紹介いたします。このバンドのアルバムを聴くことで、カンタベリー・ロックの特徴がわかると思います。

 

ソフト・マシーンはメンバーの出入りが激しいバンドで、構成メンバーによってアルバムのサウンドが変化しているため、そのサウンドを一言で表すことは大変難しいです。基本はジャズロックなのですが、一枚めから三枚めまではサイケ色、四、五枚めはジャズ色、六枚めから九枚めまではフュージョン色が強くなっていると思います。また難解で奥が深い曲が多いのもこのバンドの特徴となっています。では、オススメアルバムのご紹介です。

 

 『ヴォリューム2』(Volume Two)/1969

 『3』(Third)/1970

 『4』(Fourth)/1971

 『5』(Fifth)/1972

 『6』(Six)/1973

 『7』(Seven)/1973

 『収束』(Bundles)/1975

 『ソフツ』(Softs)/1976

 

以上です。なんだ、ほとんど全部じゃないか!と思った皆さん、全くそのとうりでございます。ほとんど全部オススメなんです。びっくりですよね。申し訳ありません。聴く時間があまりないという方は『3』と『ソフツ』あたりが非常に評価が高いので、その辺を聞いてみるのがよろしいかと思います。

 

さて、いかがだったでしょうか?今回、キャラバンもご紹介する予定だったのですが、長くなってしまいましたので、この辺にしたいと思います。次回は今回の続きでカンタベリー・ロックの他のバンドをご紹介したいと思います。では、また!

 

f:id:progretechjog5:20190512183325g:plain