やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

イタリアのプログレ・バンドのご紹介(20)

 < ご紹介バンド : Latte Miele >

 

 こんにちは!

いかがお過ごしでしょうか?また、プログレの時間がやってまいりました。題して、”プログレ旅行記 〜プログレの世界を巡る旅人たちの記録〜 第百二十五回”でございます。今回、旅人たちはプログレ南西部、国境近くの山岳地帯に位置する辺境の村を目指します。

「暗くなるまでに、村にたどり着かないとまずいぞ!」「日没まであと1時間しかない!どうする!」

果たして旅人たちは村にたどり着けたのでしょうか?そして、ある旅人が見せた涙の意味は? 

はい、くだらないですね。忘れてください。というわけで、今回は前回の続きでございます。

 

 -- Latte e Miele /  Part 2 --

1992年、1979年に録音された『Vampyrs』というアルバムが発表されます。サウンドは、ポップ・ロックだそうです。(聴いていないので、詳細は不明です。申し訳ありません。)

2008年、ファースト、セカンドアルバム時のオリジナルメンバー3人に、サードアルバム時のメンバー、マッシーモ・ゴリ(ギター・ベース)を加えた4人編成で、カナダにおいて収録されたライブアルバム『Live Tasting』を発表します。

2009年、マルコ・ポーロの生涯をテーマにしたコンセプト・アルバム『Marco Polo - Sogni e Viaggi』を発表します。クラシカルで壮大な王道のシンフォニック・プログレです。管弦楽が導入され、より厚みのある優雅なサウンドになっています。曲はドラマチックに展開し、プログレのお手本のような素晴らしいシンフォ・アルバムだと思います。 

2014年、ファースト・アルバムをセルフ・リメイクした『Passio Secundum Mattheum - The Complete Work』を発表します。ストリングスが加わり、洗練された華麗な素晴らしいアルバムになっています。

2019年、サード・アルバム時のメンバー2人を中心に結成された4人編成の「Latte Miele 2.0」が、デビューアルバム『Paganini Experience』を発表します。天才ヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニの生涯をテーマにしたコンセプト・アルバムだそうです。(このアルバムはまだ手に入れていません。聴いた後で機会があればご紹介します。)

では、オススメのアルバムです。

 

 『Passio Secundum Mattheum』/1972

 『Papillon』/1973

 『Aquile e Scoiattoli』/1976

 『Marco Polo - Sogni e Viaggi』/2009

 『Passio Secundum Mattheum - The Complete Work』/2014

 

以上です。一般的には、『Passio Secundum Mattheum』と『Papillon』がイタリアン・プログレ屈指の名盤と言われています。私は『Aquile e Scoiattoli』も名盤だと思っています。特に最初の3曲のメロディーがとてもイタリア的で美しく、心に染みます。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。それでは、いつものコーヒータイムといきましょう。「Latte e Miele」の意味は「ミルクと蜂蜜」だそうなので、ミルクたっぷりのカフェ・ラッテに、ハニーカステラなどいかがでしょうか?ハニーカステラは文明堂の”特撰ハニーかすてら吟匠”。これで決まりです。匠の技で一枚ずつ焼かれるカステラは絶品です!まさに吟匠!素晴らしい!カステラ最高!ブォ〜ノ!ブォ〜ノ!

お客様ご自慢のオーディオでラッテ・エ・ミエーレを聴きながらのコーヒータイムは、とびきりの贅沢な時間となるでしょう。それでは、私はこれにて失礼をいたします。キー、パタン。トン・トン・トン・・・・。(ドアが閉まり、足音が遠ざかる。)「くだらん。」(あなたの独り言。)

 

Aquile E Scoiattoli

Aquile E Scoiattoli

  • Latte Miele
  • ロック
  • ¥1500

 

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