やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

イタリアのプログレ・バンドのご紹介(31)

 < ご紹介バンド : Festa Mobile , Il Baricentro >

 

 こんにちは!

はい、またやってまいりました。プログレのお時間でございます。題して、『昔、手に入れるのが大変だったプログレのアルバムも、今では簡単にダウンロードできるようになりました。素晴らしい時代ですよね!ダウンロード万歳!ダウンロードを讃えよう!でございます。しかし、ダウンロードでもう手に入れているにもかかわらず、同じアルバムの紙ジャケのCDが売っていると、思わず買ってしまうんですよ。無駄ですよね。なんとかなりませんかね?』です。

はい、紙ジャケ買わないで我慢しなさい。

というわけで、今回もイタリアの優れたプログレ・バンドをご紹介します。

 

 -- Festa Mobile --

フェスタ・モビーレ(Festa Mobile)の前身のバンドは、イタリア南部の都市モノーポリにおいてフランチェスコ(キーボード、ベース)とジョバンニ(キーボード)のボッカツィ兄弟が中心となって、1971年に結成されたそうです。その後、兄弟はローマに拠点を移しメンバーチェンジを行い、バンド名もフェスタ・モビーレとして本格的な活動を始めたそうです。(この辺の経緯は詳しくわかりません。申し訳ありません。)

1973年、『Diario di viaggio della Festa Mobile』を発表します。サウンドは、ピアノを中心とした、ジャズロックやクラシックの要素のあるテクニカルなプログレです。自由に疾走するピアノにキレのいいギターや声質の良いヴォーカルが絡み、それをベースやドラムがしっかりとバックアップして、一気に曲が進行していきます。緊張感ある演奏が素晴らしいです。

1973年、解散します。(解散理由ははっきりとしません。)

 

 -- Il Baricentro --

フェスタ・モビーレ解散後、1976年にボッカツィ兄弟は、新しいメンバーとイル・バリチェントロ(Il Baricentro)を結成します。

1976年、『Sconcerto』を発表します。サウンドは、キーボードを中心としたフュージョンぽいジャズロックです。テクニカルで、緻密な演奏となっています。

1978年、『Trusciant』を発表します。メロディアスなフュージョンに変化しています。ゆったりとして聴きやすくなった印象です。

1978年、解散します。(理由は不明です。)

1983年、再結成され、シングル『Little Tattle』を発表します。サウンドは、ディスコミュージックです。

1984年、シングルの売れ行きがあまり良くなかったようで、解散という形になったようです。

 

それでは、オススメのアルバムです。

 

Festa Mobile

 『Diario di viaggio della Festa Mobile』/1973

Il Baricentro

 『Sconcerto』/1976

 

以上です。『Diario di viaggio della Festa Mobile』はイタリアン・プログレを代表する名盤だと思います。『Sconcerto』は、プログレではありませんが、上質なジャズロックとなっていますので、興味のある方はどうぞ。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

さあ、コーヒーでも飲みながら、プログレを聴こうではありませんか!おやつは定番のドーナツでいきましょう。今回は、和風にあんドーナツなどいかがですか?小さくてコロコロしたあんドーナツだと、美味しいから30個くらい平気で食べられますよね!

普通あんドーナツをいっぺんに30個も食べる人はいません。では、また!

 

Diario Di Viaggio Della Festa Mobile

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  • Festa Mobile
  • ワールド
  • ¥1020

 

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