やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

イタリアのプログレ・バンドのご紹介(32)

  < ご紹介バンド : Il Rovescio della Medaglia >

 

 こんにちは!

はい、またやってまいりました。プログレのお時間でございます。それでは皆さん、早速ですが歌いましょう。あの歌を。皆さんが、いつも口ずさんでいるあの歌ですよ。そうです!この歌です!『このプログレの曲名、なんて言ったけ?えーと・・・。そーだ!あれだよ!あれ!う〜ん、ここまで出てるんだけどね!ほら!ほら!あれだよ!そうだ!ナントカ・アバウトだ!いや、ナントカ・アウェイだっけ?う〜ん。なんだっけ?え?知ってるの?アメリカ?そうそう、そうだよ!アメリカだよ!アメリカ!流石は兄貴!一味違うぜ!誰だよ、ナントカ・アバウトなんて言っていた奴は!しまった!俺か!』です!それでは、セーノ!サン、ハイ!

はい、誰も歌いませんよね。当たり前ですよね。申し訳ありません。このとうりです!師匠!(ひれ伏して土下座。頬には一筋の光るものが・・・。)

はい、茶番はこれくらいにしまして、今回もイタリアンプログレの優れたバンドをご紹介します。

 

 -- Il Rovescio della Medaglia --

1970年、イル・ロヴェッショ・デッラ・メダーリャ(Il Rovescio della Medaglia)は、ロック・バンド「I Lombrichi」のメンバーが中心となって、ローマで結成されました。

1971年、『La Bibbia』を発表します。荒々しいギター中心のクラシック要素のあるアバンギャルドな感じのハードロックです。キーボードレスですが、曲はプログレ的に複雑に展開します。

1972年、『Io come io』を発表します。音楽性は、前アルバムと基本的に変わりありませんが、前作よりこなれた感じがして聴きやすくなっています。

1973年、『Contaminazione』を発表します。音楽性が大きく変化し、他のアルバムと、かなり趣が違います。クラシックとハードロックが融合したプログレになっていて、キーボードや弦楽器が大幅に導入されています。極度に洗練され、完成度の高いアルバムとなっています。ニュー・トロルスのオーケストラ・アレンジなどで有名なルイス・エンリケス・バカロフがアレンジ、プロデュースしていて、作曲もバカロフや外部の作曲家が関わっているので、その影響が大きいようです。よって、イル・ロベェッショ・デッラ・メダーリャ本来のサウンドではないように思います。

同1973年、高価な楽器や機材が、大量に盗まれます。これにより、その後のコンサートを全てキャンセルせざるを得なくなったそうです。

1975年、レコード会社を移籍し、シングル『Let's All Go Back / Anglosaxon Woman』をリリースします。また、新しいアルバムの録音も進行していたそうです。

1977年、解散します。理由は不明です。

1988年、1975年のライブを収録した『...Giudizio Avrai』を発表されます。ファンによるリリースだそうです。キーボード主体の、即興性のある演奏になっています。

1993年、オリジナルメンバーのエンツォ・ヴィータ(ギター)が中心となり、再結成されます。

1999年、『Il ritorno』を発表します。ポップ色のあるハードロックのようです。

1998年、『Vitae』を発表します。ポップ色のあるハードロックです。

2011年、『Microstorie』を発表します。基本ハードロックで、若干プログレっぽい部分もあるそうです。

2014年、2013年の来日公演を収録した『Live in Tokyo』を発表します。

2016年、『Tribal Domestic』を発表します。洗練されたプログレ・ハードロックに変化しているそうです。

(私が聴いたことのあるのは、『La Bibbia』、『Io como io』、『Contaminazione』、『...Giudizio Avrai』、『Vitae』、『Live in Tokyo』だけです。申し訳ありません。)

 

それでは、オススメのアルバムです。(私の聴いたアルバムの範囲からです。)

 

 『Contaminazione』/1973

 

以上です。『Contaminazione』はイタリアンプログレを代表する名盤だと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

さあ、いつものようにコーヒーでも飲みながら、プログレを聴こうではありませんか。今回のおやつはミルクレープなどいかがでしょうか。ミルクレープといえば、クレープと生クリームのハーモニーがたまりませんよね!ミルクレープの元祖は西麻布のカフェだそうですが、日本中に広めたのはドトールコーヒーだそうです。

はい、ここで突然ですが問題です。常識ある人はドトールでコーヒーと一緒に何を食べるでしょうか?はい、もうヒントは出ています。そうです。さすがでございますね。正解です!ミルクレープですよね!ドトールといえば、ミルクレープ!これはもう常識なんですよ!奥さん!そして、コーヒーを10杯くらい飲みながらミルクレープ1個を楽しんで食べるのが通ってもんなんですよ!兄貴!

コーヒーを10杯も飲んだら、お店の人にドン引きされて、「コーヒー男爵」、「コーヒー女史」などというあだ名をつけられてしまいますよ。では、また!

 

Live In Tokyo

Live In Tokyo

  • Rovescio Della Medaglia
  • ロック
  • ¥917

 

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