こんにちは！
前回ご紹介したオザンナから派生したバンドに、チッタ・フロンターレ(Citta Frontale)、ウーノ(Uno)、ノヴァ(Nova)というバンドがあります。今回は、チッタ・フロンターレのオススメアルバムをご紹介をしたいと思いますが、その前に各バンドの結成の経緯などを簡単に記したいと思います。
1974年、オザンナのアルバム『Landscape of LIfe』をレコーディング中に、メンバー間での考え方の相違からオザンナは分解してしまいます。オザンナの中でイギリス志向のメンバー、ダニーロ・ルスティーチ（ギター）とエリオ・ダンナ（管楽器）が「ウーノ」というユニットを結成して、イギリスのスタジオでレコーディングを行い『Uno』というアルバムを発表します。残ったメンバーのリノ・ヴァレッティ（ヴォーカル）とマッシモ・グゥアリーノ（ドラム）は、「チッタ・フロンターレ」を結成します。この分割によって、『Landscape Of Life』の完成は色々大変だったようです。結局、1975年にオザンナは解散します。そこでダニーロとエリオは本格的にイギリスへ拠点を移し「ノヴァ」を新たに結成したということだそうです。詳しいところまではよくわかりませんが、結成の経緯はだいたいこんな感じだったと捉えていただければよろしいかと思います。では、チッタ・フロンターレのオススメのアルバムのご紹介です。
-- Citta Frontale --
チッタ・フロンターレ(Citta Frontale)のサウンドは、牧歌的でフォーク色のあるプログレです。全体的に明るく穏やかな音ですが、ジャズ・ロック的に展開してスリリングな部分もあり、聴き手を飽きさせません。また、管楽器が効果的に使われて独特の明るい雰囲気を作り出しています。とにかく、素朴で美しいメロディーは素晴らしいですよ！では、オススメのアルバムです。
『El Tor』/1975
以上です。チッタ・フロンターレは一枚だけアルバムを発表した後、オザンナ再結成に合流します。もう二、三枚発表して欲しかったところですね。『El Tor』は、名盤だと思います。要チェックですよ！兄貴！
さて、いかがだったでしょうか？チッタ・フロンターレの素朴なプログレでリラックスしてはいかがですか？奥様。お肌にもよろしいようですよ。次回はウーノに加えてノヴァもご紹介する予定です。では、また！
