こんにちは、Progretech5です。
今回は前回の続きで、第二回になります。今回も個性的なバンドが揃ってますぜ!旦那!
-- Van Der Graaf Generator --
まず最初のバンドは、Van Der Graaf Generator(略してVDGG)です。VDGGの中心人物はヴォーカルのピーター・ハミルという人で、この人独自の世界観が楽曲に大きく反映されています。難解で哲学的な歌詞を、時には囁くように時には力強く歌うヴォーカルと、サックスやフルート、オルガンをメインにした演奏がサウンドを非常にユニークなものにしています。曲は、荘厳で美しいメロディーや、重くハードな演奏が複雑に入り乱れて進んでいきます。ちょっと他にはないサウンドなので、一回聴いてみてくださいね。というわけで、オススメのアルバムのご紹介です。
『ザ・リースト・ウィ・キャン・ドゥ・イズ・ウェイヴ・トゥ・イーチ・
アザー』
(The Least We Can Do Is Wave to Each Other)/1970
『天地創造』(H to He Who AM the Only One)/1970
『ポーン・ハーツ』(Pawn Hearts)/1971
『ゴッドブラフ』(Godbluff)/1975
『スティル・ライフ』(Still Life)/1976
『ワールド・レコード』(World Record)/1976
以上です。はい、多いですね。絞りましょう。一般的な評価は、『ポーン・ハーツ』と『スティル・ライフ』ですね。私の好みとしては『スティル・ライフ』です。一番まとまっていて、聴きやすいと思います。
-- Jethro Tull --
次にご紹介するバンドは、Jethro Tullです。このバンドにも、ヴォーカルとフルートのイアン・アンダーソンという中心人物がいて、大きな役割を担っています。文学的な歌詞を語りかけるように歌うヴォーカルのパワフルな歌声と、ハードロックとフォークの混ざったようなスピード感ある演奏に、フルートが絶妙に絡み、唯一無二のサウンドになっています。曲の印象は、中世の匂いのある演劇的でワイルドな音と言うのでしょうか。とにかく、個性的なサウンドなので聴いてみてくださいね。では、オススメアルバムのご紹介です。
『アクアラング』(Aqualung)/1971
『ジェラルドの汚れなき世界』(Thick as a Brick)/1972
『パッション・プレイ』(A Passion Play)/1973
『天井桟敷の吟遊詩人』(Minstrel in the Gallery)/1975
『神秘の森』(Songs from the Wood)/1977
以上です。少し多いのですが、絞るのは大変難しいですね。どのアルバムも名盤なので、人それぞれの好みの問題になってくると思います。ただ、『ジェラルドの汚れなき世界』が一番聴きやすいので、最初の一枚にはよろしいかと思います。
さて、いかがだったでしょうか?VDGGとJethro Tull、オススメですよ!次回も続きます。では、また!