やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

イタリアのプログレ・バンドのご紹介(24)

 < ご紹介バンド : Biglietto per l'Inferno >

 

 こんにちは!

このブログにお立ち寄りいただき有難うございます。私は「プログレのおすすめアルバムを皆様にご紹介する男」です。別名「謎のプログレ・マン GT-TURBO しっとり食感」とも言われています。コード・ネームは、MANUKE 5 です。よろしくお願いいたします。私のことは、プログレに関する情報屋と考えてくだされば結構でございます。では早速、プログレの耳寄りな情報を皆様だけにお教えいたしましょう。極秘情報ゆえ、他言は無用ですよ。(ニヤリと笑う謎のプログレ・マン。カッコつけるのはいいが、プログレ・マンは、自分のズボンのチャックが全開なのを知らない。)

 

 -- Biglietto per l'Inferno --

 ビリエット・ペル・リンフェルノ(Biglietto per l'Inferno)は、1972年に、イタリア北部の都市レッコで、2つの解散したバンド(Geeと、Mako Sharks)のメンバーによって結成されました。ツインキーボードとギターを中心とした、6人編成のバンドです。

1974年、『Biglietto per l'Inferno』を発表します。サウンドは、ハードロック色の濃いダークな王道シンフォニック・プログレです。攻撃的で激しい動の部分と叙情的で美しい静の部分が複雑に入り乱れて曲が進んでいきます。イギリス的でハードなギター、厚みと広がりのあるツインキーボード、効果的に入るフルート、シャウト型のヴォーカルなど圧倒的な演奏です。ハードな部分も静寂な部分も、とにかくメロディーが良いですね。叙情的で哀愁のあるイタリア独自のサウンドは素晴らしいです。このアルバムは、プログレ屈指の名盤となっています。

1975年、セカンド・アルバムの録音もほぼ終わっていたにもかかわらず、バンドのアルバムをリリースしていたTrident Recordsの倒産の煽りで解散となってしまったそうです。

1992年、セカンド・アルバムとして発表される予定だった音源が、『Il Tempo della Semina』として発表されます。基本的なサウンドは、ファーストと同じですが、緩急が少し抑えられ、まとまりが出た感じです。

2009年、オリジナルメンバーのジュゼッペ・コッサ(キーボード)、マウロ・グネッキ(ドラム)を中心としてビリエット・ペル・リンフェルノ・フォーク(Biglietto per l'Inferno.Folk)とバンド名を変えて再結成され、『Tra L'assurdo e la Ragione』を発表します。ファースト・アルバムとセカンド・アルバム収録曲をアレンジした再録曲が7曲(ファーストから5曲、セカンドから2曲)、新曲が2曲という構成です。サウンドは、フォークが名前に加えられていることからお分かりになるとうり、かなり民族音楽の色が濃くなっています。楽器もオカリナやバグパイプなどの民族楽器が導入され、フォーク志向の大胆なアレンジがなされています。また、オリジナルメンバーのジュゼッペ・バンフィ(キーボード)が、プロデュースで、クラウディオ・カナリ(ヴォーカル・フルート)が作詞で参加しています。

2015年、『Vivi.Lotta.Pensa』を発表します。バンド名から、Folkが取れて、「Biglietto per l'Inferno」に戻っていますが、音楽性は前作の『Tra L'assurdo e la Ragione』の民族音楽の濃い傾向から変化はありません。セカンドアルバムから3曲、ファーストから1曲、新曲1曲という構成です。

それでは、おすすめアルバムです。

 

 『Biglietto per l'Inferno』/1974

 『Il Tempo della Semina』/1992

 

以上です。『Biglietto per l'Inferno』は、プログレを代表する屈指の名盤となっています。

 

ここまで読んでいただき有り難うございます。

さてそれでは、ここでコーヒータイムにいたしましょう。

今回は、インスタント・コーヒーをいただきましょう。コーヒー・ブランドはNescafeで決まりですね。粉を少し入れて、お湯を多めに注ぎ、よく混ぜます。ん〜、いい香りですね。少しミルクを加えましょう。お〜、コーヒーとミルクのコントラストが美しい。どれどれ・・・ひと口。う〜ん、美味しい、クリ〜ミ〜。ミルクがいい仕事をしています。そして、コンビニで買ってきたオールドファッション・ドーナッツをひと齧り。う〜ん、外はサックリ、中はふんわり、素晴らしい!ヴォーノ!ドーナッツの片側半分にチョコがかかっているところなど気が利いていている!全体にかかってないところが素晴らしい!一つで二度美味しい!考えた人は天才だ!みんなで讃えよう!素晴らしい!ブラヴォー!ブラヴォー!(立ち上がって、泣きながら拍手をしている。)

はい、興奮して申し訳ありませんでした。では、また!

 

Biglietto per l'Inferno (2012 Remaster)

Biglietto per l'Inferno (2012 Remaster)

  • Biglietto per l'inferno
  • ロック
  • ¥1500

 

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