< ご紹介バンド : Alphataurus >
こんにちは!
また、今回も始まりました!プログレのお時間でございます!題して、”プログレ旅情ミステリー25 〜密室から消えたCDを追え!裏磐梯プログレルートの謎〜 ”です!プログレに隠された重大な秘密とは?点と点が線で繋がったとき、激レアCDをめぐる新たな人間模様が浮かび上がる!
「先生!こ、これは、一体?」
「うーむ。全ての謎はプログレに繋がっているようだ・・・。」
「えっ?プログレに?」
「ここをよく見てみなさい。」
「あっ!上の方がゆるくカーブしていますね!これは、もしかして・・・。」
「そう、間違いない。これはシンフォニック・プログレ特有の曲線だよ。しかもかなり凝った造りになっている。」
「確かに・・。熟練した職人の手によるもののようですね。」
「だが、なぜこの部分がシンフォなんだろう?何か違和感がある・・・。」
「うわっ!」
「どうしたっ!うっ!」
謎が謎を呼ぶ展開!そしてそこに隠された意外な真実とは?驚愕のラストを待て!
はい、何が何だかわからないですね。忘れてください。というわけで、今回も優秀なイタリアン・プログレのバンドをご紹介します。
-- Alphataurus --
アルファタウラス(Alphataurus)は、1970年にミラノで結成されました。
1973年、アルバム『Alphatautus』を発表します。サウンドは、ハードロック色の濃いシンフォニック・プログレです。叙情的でイタリア的な美しいメロディーの部分と激しい正統派ハードロックの部分のバランスが良くとれていて聞きごたえがあります。ハードなギターと、力強いシャウト系のヴォーカル、音楽の要となっている非常にプログレ的なキーボードなど素晴らしい演奏です。
アルバムの売れ行きは良かったようで、セカンド・アルバムの制作も始まっていましたが、様々な事情によりバンドは分裂し活動を休止します。(レーベルやメンバー個人の事情だそうですが、詳細は不明です。)
1992年、1973年にセカンドアルバムに向けて録音されていた未発表音源が『Dietro L'uragano』として発表されます。まだ制作途中の音源のようなのでほとんどの曲がインストロメンタルです。ヴォーカルは最後の曲に少しだけ入っていますが、本格的な感じではありません。がしかし、キーボードを中心にしたサウンドは十分聞きごたえがあり、完成した時には素晴らしい曲になることがわかります。実際、この後に発表されるライブやスタジオアルバムでほぼ全ての完成した曲を聴くことができるので、嬉しい限りです。
2009年、オリジナルメンバーのピエトロ・ペッリグリーニ(キーボード、ヴィブラフォン)、グイド・ワッセルマン(ギター)が中心となってバンドを再開します。新たにオリジナルメンバーのジョルジョ・サンタンドレア(ドラム)も加わり2010年、イタリアのミラノで開催されたプログレ・フェスに参加、2012年にその模様を収録した『Live in Bloom』を発表します。ファースト収録曲全5曲、1992年に発表されたセカンド用の曲2曲、新曲1曲という構成です。
同2012年、ついにセカンドアルバム『AttosecondO』が発表されます。1992年のセカンド用の曲の完成形3曲、新曲2曲という構成です。サウンドは、緩急に富んだ重厚な王道プログレ・ハードとなっています。ハードで現代的になったギター、叙情的で心地の良い正統派プログレのキーボード、渋目の声のヴォーカルなど、圧倒される演奏です。洗練され、まとまった素晴らしいアルバムになっています。現代のプログレを代表する名盤となっていると思います。それでは、オススメのアルバムです。
『Alphataurus』/1973
『AttosecondO』/2012
以上です。『Alphataurus』はイタリアン・プログレを代表する名盤となっています。また、『AttosecondO』も現代のプログレを代表する名盤だと私は思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。この辺で、アルファタウラスを聴きながら、コーヒーなど飲んでリラックスしてはいかがでしょうか?今回は特別にオーガニックコーヒーなどどうでしょう?砂糖もミルクも入れずにコーヒー本来の味をお楽しみください。美味しい!ヘルシー!素晴らしい!ヴォーノ!ヴォーノ!
合わせて、グルテンフリーの焼きドーナツなどいかがでしょうか?米粉を使用し、揚げずに焼いたドーナッツです!う〜ん、ヘルシ〜!美味しい!素晴らしい!ヴォーノ!ヴォーノ!
では、またお会いしましょう。