やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

イタリアのプログレ・バンドのご紹介(22)

 < ご紹介バンド : Quella Vecchia Locanda >

 

 こんにちは!

いかがお過ごしでしょうか?また、プログレの時間がやってまいりました。題して、”雨の惑星プログレ〜虚空に浮かぶ未知なる天体〜”です。

地球から約105光年の彼方にある恒星、カンタベリー335。その周りを周回する、未知の惑星プログレ。宇宙船シンフォニック号は、宇宙資源の探査のためプログレを目指し孤独な航行を続けていた。そして今、その長い航海ももうすぐ終わりを告げようとしている。

「船長。プログレがだいぶはっきりとモニターで見えるようになってきました。」

「おお、そうだな。なかなか綺麗な惑星だ。どんな資源が眠っているか楽しみだな。」

「はい。予想もつかないような素晴らしい資源を発見できるといいですね。」

「ああ。ワクワクするじゃないか・・・。よーし!やるぞ・・・、ん?あれはなんだ・・・?おい、あの部分を少し拡大できるか?」

「はい、若干荒くなりますが、こんな感じでよろしいでしょうか?んっ!あ、あれは!」

「なんてこった!まずいぞ!すぐに進路を変更するんだ!とにかくプログレから離れろ!」

「ま、間に合うでしょうか?!」

「何としても間に合わせるんだ!それしか道はない!」

「うあっ!船長!逆方向から、何かきます!」

「なにっ!うおっ!なんだ、あれはっ!」

「うわーーっ!!」

シンフォニック号の乗組員たちは果たして何をみたのか?それは、善なるものなのか?悪しきものなのか?それとも・・・?体験せよ!宇宙の偉大な力を!目撃せよ!宇宙の真理を!

そしてあなたは宇宙の神秘を語る貴重な証言者になる・・・。

近日公開予定!心震わせて待て!

はい、何が何だかさっぱりわかりませんね。忘れてください。それでは、今回もイタリアの優秀なプログレ・バンドをご紹介します。

 

 -- Quella Vecchia Locanda --

クエラ・ヴェッキア・ロカンダ(Quella Vecchia Locanda)の前身のバンド(バンド名は不明です。)が、1970年にローマで結成されました。クエラ・ヴェッキア・ロカンダというバンド名はファーストアルバム発表直前につけられたそうです。

1972年、アルバム『Quella Vecchia Locanda』を発表します。サウンドは、ハードロックとクラシックが融合したシンフォニック・プログレです。荒々しくハードな部分とイタリア的で叙情的な部分が複雑に絡み合い、密度の濃い演奏となっています。イギリス的でハードなギター、クラシカルなバイオリン、自由なフルート、優美なピアノやキーボード、歌い上げるヴォーカルなどが一体となって時に激しく、時に美しくメロディーを奏でます。特にヴァイオリン、フルート、ピアノのアコースティックな音色がこのバンドの大きな特徴になっています。このアルバムは、イタリアン・プログレを代表する名盤と言われています。

1974年、アルバム『Il Tempo Della Gioia』を発表します。ベースとヴァイオリン担当のメンバーが新しいメンバーに交代しています。サウンドは前作より洗練され、クラシック色が濃くなっています。特にピアノとヴァイオリンの存在感が増しています。こちらのアルバムもプログレを代表する名盤となっています。

同1974年、商業的な成功が得られなかったようで、解散します。

1993年、1971年にローマで行われたライブを収録した『Live』が発表されます。ほとんどの曲が、ピンク・フロイドなど欧米の有名なバンドの曲のカバーだそうです。オリジナル曲は3曲で、そのうちの1曲だけファーストアルバムに収録されたそうです。(このアルバムは聴いていません。申し訳ありません。)

それでは、オススメのアルバムのご紹介です。

 

 『Quella Vecchia Locanda』/1972

 『Il Tempo Della Gioia』/1974

 

以上です。両アルバム共にイタリアン・プログレを代表する名盤となっていますが、『Quella Vecchia Locanda』の方が、若干評判が良いようです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで、いつものコーヒータイムといきましょう。今回はエスプレッソなどいかがでしょうか?

エスプレッソは、スプーン1、2杯の砂糖を入れて、軽く混ぜ、冷めないうちに一気に2、3口で飲んでしまうのが良いそうです。これは出来立てが一番香りが良く、美味しいからだそうです。また、飲んだ後に残った砂糖がエスプレッソの旨味を吸って美味しいスイーツに変化しているそうで、これを楽しみにしている方も多いとか。知っていましたか?え?知ってて当然?常識?なんと!さすがは師匠!参りました!このとうりです!(ひれ伏して土下座。少し涙目。)

私は、初耳でした。今まで普通のコーヒーと同じようにゆっくり飲んでいました。しかも、ブラックで。本当の美味しさを知らずに飲んでいたなんて!なんてことだ!後悔してもしきれない!もうだめだ!こうなったら、エスプレッソに砂糖を20杯入れて飲んでやる!(叫びながら、天を仰ぐ。号泣している。)

はい、取り乱して申し訳ありませんでした。砂糖を20杯も入れたら砂糖の塊になって飲めませんよね。というわけで、今度、喫茶店に行った時に、この飲み方を試してみようと思います。では、また!

 

Quella Vecchia Locanda

Quella Vecchia Locanda

  • Quella Vecchia Locanda
  • ロック
  • ¥1600

 

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