やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

イタリアのプログレ・バンドのご紹介(25)

 < ご紹介バンド : Semiramis >

 

 こんにちは!

みんな元気かな?俺は、プログレ風来坊。プログレを求めて、町から町へ、はたまた村から村へ、気ままに旅をしているんだ。今日は、シンフォニック山脈の麓にある小さな村に来ている。なかなか雰囲気のいい村だ。なんだかプログレがありそうな匂いがするぞ。楽しみだね。おっ!あそこに村人がいる。

「やあ!こんにちは!俺はプログレ風来坊。つかぬ事を聞くけど、この辺でプログレの噂を聞いたことがあるかい? 」

「ああ、プログレか。あんた、プログレを探しているのか?残念だが、この辺にプログレはないね。ただ、東の山の向こう側に少しプログレがあるという噂を聞いたことがあるな。ただ、だいぶ前の話だからな、もうないかもな。」

「そうかい。そいつはいいことを聞いた。どうもありがとう。センキュー・ソーマッチだ!」

さーて。山の向こうに行くのは、今日にするか、明日にするか?少しこの村をぶらつきながら決めるとするか・・・。

俺はプログレ風来坊。プログレを求めて、町から町へ、はたまた村から村へ、気ままに旅をしている。これからもよろしくな!

 

プログレ風来坊??プログレを求めて旅をしている??全く意味がわかりません。忘れてください。

というわけで、今回も、イタリアの優れたプログレ・バンドをご紹介します。

 

 -- Semiramis --

1970年、セミラミス(Semiramis)は、マウリツィオ・ザリージョ(キーボード)と彼の従兄弟2人を中心にした5人編成でローマにて結成されました。

若干のメンバーチェンジの後、1973年に『Dedicato a Frazz』を発表します。サウンドは、ダークでヘヴィなシンフォニック・プログレです。緩急が激しく、めまぐるしく変化するメロディーが大きな特徴となっています。ダークでヘヴィな動の部分と叙情的で哀愁ある美しい静の部分が複雑に入り組んでいます。ヘヴィで攻撃的なギター、素朴なアコースティックギター、クラシカルなキーボード、若干高音でシャウト型のヴォーカルなど、聴きどころが多いです。とにかく、いろいろなメロディーが詰め込まれた感じで混沌としているのですが、それぞれのメロディーが非常に独特で魅力的なので、聴き込んでしまいます。

1974年、アルバムの売り上げがあまり良くなかったようで、解散します。

2014年、オリジナルメンバー3人と新しいメンバー4人で、再結成されます。主にライブ活動をしていたそうですが、2017年から一時中断しているようです。

同2017年、ジェノヴァにおけるライブを収録したアルバム『Frazz Live』が発表されます。DVD1/CD1(イタリア盤のDVDはPAL方式なので、マルチプレーヤーなどの機器が必要です。)のセットとなっています。興味のあるかたは是非。

それでは、オススメのアルバムです。

 

 『Dedicato a Frazz』/1973

 

以上です。このアルバムは、イタリアン・プログレ屈指の名盤となっています。

 

ここまで読んでくださり有り難うございます。

では、いつものように、この辺でコーヒータイムにいたしましょう。

今回も、インスタント・コーヒーをいただきましょうか。しかし、このインスタント・コーヒーというものは素晴らしいですね。美味しいコーヒーを手軽に楽しめる。素晴らしい。多くの人たちが試行錯誤して発明したインスタント・コーヒーを一般に普及させたのは、みなさんよくご存知、スイスのネスレだそうです。素晴らしいですね。それでは、先人達の知恵に感謝してコーヒーをいただきましょう。ん〜、いい香りだ。どれどれ、一口。う〜ん、うまい。失礼。私だけ楽しんで申し訳ない。皆さんもいかがですかな?(足を広げ、コーヒーカップ片手に落ち着いた微笑みを浮かべている。格好をつけるのはいいのだが、ズボンのチャックが全開なのを、この男は知らない。しかも見えている下着は白のブリーフだ。昭和の子供だね!)

はい、悲しい男のコーヒータイムでした。では、また!

 

Dedicato a Frazz by Semiramis (2008-05-01)

Dedicato a Frazz by Semiramis (2008-05-01)

 

 

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