こんにちは!
今回も前回の続きで、第十回になります。今回も、ネオ・プログレッシヴ・ロック(ポンプ・ロック)のバンドのご紹介をしたいと思います。
-- Pallas --
最初のバンドはパラス(Pallas)です。パラスのサウンドは、ハード・ロックとプログレの融合であるプログレ・ハードと言われています。二枚目のアルバム発表後、十年ほどブランクがあり、その前後でサウンドが変化しています。ブランク前はキャッチーで華麗なサウンドですが、ブランク後はシリアスで重厚なサウンドにシフトしています。しかし、ドラマチックでまっすぐな王道プログレ・ハードであることは変わりはありません。では、オススメのアルバムです。
『ザ・センティネル』(The Seentinel)/1984
『Beat the Drum』/1999
『The Cross & the Crucible』/2001
『ザ・ドリームス・オブ・メン』(The Dreams of Men)/2005
『XXV』/2011
以上です。このアルバムの中では、『ザ・センティネル』が特に有名です。私は、『Beat the Drum』や、『XXV』なんかも好きですね。どのアルバムも質が高いので、一度聴いてみてください。
-- IQ --
次のバンドは、アイキュー(IQ)です。IQのサウンドは、基本的にはシンフォニック・プログレの王道です。しかし、アルバムを発表するごとに少しずつ変化していきます。アルバム一、二枚目は70年代プログレ(特にジェネシス)の影響のある音でしたが、三、四枚目はポップでキャッチーな音に変わり、その後のアルバムは、ポップ路線への変化を継承しつつ70年代プログレを原型とした新しいオリジナリティある音へと変化してきます。サウンドが変化しても、質の高いアルバムばかりなのはさすがです。では、オススメのアルバムです。
『Ever』/1993
『Subterranea』/1997
『The Seventh House』/2000
『Dark Matter』/2004
『Frequency』/2009
『ロード・オブ・ボーンズ』(The Road of Bones)/2014
以上です。この中では『Dark Matter』、『Frequency』、『ロード・オブ・ボーンズ』が一般的には評価が高いようです。上記の他のアルバムもプログレ王道の素晴らしいアルバムばかりですのでぜひ聴いてくださいね。
さて、いかがだったでしょうか?パラスもIQも現在活動中のバンドです。新しいアルバムが楽しみですね。来週も続きます。では、また!