やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

プログレ5大バンド以外のイギリスのバンドのご紹介(6)

 こんにちは!

 

前回の予告どうり、今回から、またブリティッシュプログレの本流のバンドのご紹介をしていきたいと思います。今回も必聴のバンドが揃ってますよ!長老!

 

 -- Kestrel --

最初のバンドは、ケストレル(Kestrel)です。明るいポップや甘いバラードと、プログレ特有のシンフォニックな音が違和感なく同居するサウンドは、非常に個性的で素晴らしいです。ポップな部分も、プログレの部分もメロディーがすごくキャッチーで聴きやすいです。では、オススメのアルバムです。

 

 『ケストレル』(Kestrel)/1975

 

以上です。おお、今回は珍しく少ないじゃないか!一枚だけかい!と思ったあなた。そうなんです。一枚だけなんです。何せケストレルは一枚しかアルバムを発表していないんですよ。こんな素晴らしいバンドが一枚だけなんて、非常に残念です。仕方がないのでこの一枚を何回も聞くしかないようですね。

 

 -- England --

次のバンドは、イングランド(England)です。ジェネシスや、イエスの影響があるサウンドですが、聴くうちにそんなことは気にならなくなるほど素晴らしい演奏が続きます。美しく叙情的なメロディーや、考えられた曲の構成など、シンフォニックなプログレの王道のサウンドを聴かせてくれます。では、オススメのアルバムのご紹介です。

 

 『ガーデン・シェッド』(Garden Shed)/1977

 

以上です。はい、もうおわかりですね。そうです。このバンドも一枚しかアルバムを出していません。非常に残念ですね。オレンジ色のジャケットが非常に印象的ですが、スコットランドのジャム会社Robertson'sの『Golden Shred Marmalade』のラベルをモチーフにしているそうです。オシャレですよね。

 

さて、いかがだったでしょうか。ケストレルはアルバム一枚を発表したのち解散、イングランドはアルバム一枚発表後、シングルを二枚出して解散したらしいです。両バンドともアルバムの発表の時期が、ニュー・ウェイヴの台頭してきた1976年前後の、プログレ人気が下降してきた時期と一致したため、アルバム・セールスは伸び悩み、その結果、解散となってしまったということだそうです。いくら素晴らしいアルバムでも時代の流行によって評価されないことがあるんですね。ああ、無情ですね。ただ、イングランドは再結成して、2018年に『Box of Circles』というアルバムを発表しています。ポップス色が濃くなっていますが、美しいメロディーを聴かせてくれますよ。

 

次回も続きます。え?もう飽きた?まあ、そう言わずに。では、また!

 

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