やっぱり、プログレですよね。

ロック、主にプログレッシヴ・ロックのおすすめアルバムをご紹介。

イタリアのプログレ・バンドのご紹介(2)

 こんにちは! 

 

今回も前回と同じくイタリアのプログレバンドのご紹介をしたいと思います。今回ご紹介するバンドは、P.F.Mと同じく「マンティコア・レコード」から英語盤のアルバムをリリースし、国際的に有名なバンコ(Banco del Mutuo Soccrso)です。残念ながら、売上はあまり上がらなかったそうですが、このバンドもプログレ屈指のアルバムを発表していますので、要チェックですよ!旦那!

 

 -- Banco del Mutuo Soccorso --

バンコは、イタリア独自の音楽性を持つプログレを代表するバンドです。クラシカルなツインキーボードやハードなギターが奏でるメロディーと、ボーカルのオペラのようなハリのある歌い方は、イタリアのバンドでしか聴けないものだと思います。曲は複雑な迷路のように予測不可能に展開し、哀愁ある叙情的な静的なパートと、ハードで疾走感あるダイナミックなパートが複雑に絡み合い、聴くものを圧倒します。ただ、プログレと呼べるのは、1979年発表の『春の歌』くらいまでで、そのあとはポップ色が強くなります。しかし、2019年の最新作『トランシベリアーナ〜シベリア横断、人生の旅路』でプログレに回帰していますので、興味のある方はぜひ。では、オススメのアルバムです。

 

 『バンコ・ファースト』(Banco del Mutuo Soccorso)/1972

 『ダーウィン』(Darwin!)/1972

 『自由への扉』(Io Sono Nato Libero)/1973

 『イタリアの輝き - バンコ登場』/1975

 『最後の晩餐』(Come in un'ultima cena)/1976

 

以上です。『イタリアの輝き - バンコ登場』が「マンティコア」からリリースされた英語盤で、バンコのテーマ曲が一曲、『バンコ・ファースト』から二曲、『自由への扉」から三曲、新曲が一曲という構成です。このアルバムは、英語ということで聴きやすくなり、新しくアレンジがされているということで聴きどころも多いです。また、『最後の晩餐』も英語盤が出ています。ただバンコの場合は、イタリア語が魅力の一つになっていますので、まずはイタリア語盤からお聴きになることをオススメします。『バンコ・ファースト』『ダーウィン』『自由への扉』『最後の晩餐』が、名盤と言われています。どれが最高作かは、人それぞれで意見が分かれるところですね。私は、『自由への扉』が好きですね。え?お前の意見はどうでもいい?そりゃそうですよね!全くごもっとも!

 

さて、いかがだったでしょうか?バンコは、プログレを代表するバンドです!次回も続きます。では、また!

 

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Io sono nato libero

Io sono nato libero

  • バンコ
  • ポップ
  • ¥1600