< ご紹介バンド : Latte e Miele >
こんにちは!
はい!またまた、プログレの時間がやってまいりました!題して、”ザ・プログレ・タイムGT-TURBO Ver.5 じゅわ旨”でございますよ!どうです?なんかカッコイイでしょ?え?くだらないから、やめてくれ?申し訳ありませんでした!兄貴!
というわけで、今回もイタリアの優秀なバンドをご紹介します。
-- Latte e Miele / Part 1 --
ラッテ・エ・ミエーレ(Latte e Miele)は、1970年イタリア北西部の都市ジェノヴァで結成されました。編成はキーボード中心のいわゆるキーボード・トリオです。
1972年にアルバム『Passio Secundum Mattneum』を発表します。イエスの受難を、バッハの『マタイ受難曲』の形式を参考に、新しい解釈で作られたコンセプト・アルバムだそうです。サウンドは、クラシック、ジャズ、ハード・ロックなど多彩な要素のある壮大なシンフォニック・プログレになっています。合唱などが入った壮大でクラシカルなメロディー、叙情的で哀愁あるメロディー、ジャズ・ロック、ハード・ロックなどが短い間隔で複雑に絡み合いながら、ドラマチックに曲が展開していきます。イタリア 独自のサウンドで、素晴らしいアルバムに仕上がっています。プログレ屈指の名盤と言われています。
1973年にアルバム『Papillon』を発表します。前作よりも洗練され、まとまった感じで聴きやすくなっています。アルバムの前半は映画にもなった脱獄の実話「パピヨン」をテーマにした組曲になっているそうです。(ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」がテーマになっているという話もあり、詳細は不明です。)後半は、べートーヴェンや、ヴィヴァルディなどの曲を取り入れたジャズ・ロック的な曲や、管楽器を取り入れた叙情的な曲、洒落たジャズなどが入っていて多彩に展開します。こちらもファースト同様、プログレ屈指の名盤と言われています。
1974年、サード・アルバム制作途中に、マルチェッロ・ジャンカルロ・デッラカーサ(ギター・ベース)とオリヴィエロ・ラカニーナ(キーボード)が脱退します。
1976年に、オリジナルメンバーのアルフィーオ・ヴィタンツァ(ドラム)を中心に新しいメンバーを加えてダブルキーボード形式の4人に再編成されます。グループ名も新たに「Latte Miele」とします。
同1976年、アルバム『Aquile e Scioiattoli』を発表します。メンバーを一新しているのでサウンドは変化しています。アルバム前半はポップ要素のあるプログレ曲が並びます。どの曲もイタリアらしい心に染み入る美しいメロディーで、感動的です。そこから一転してベートーヴェンの交響曲のアレンジ曲へと進み、最後は20分を超える大作で、クラシック、ジャズ要素のあるノリの良いシンフォニック・プログレになっています。アルバム全体を通してとても聴きやすく、美しいイタリア的なメロディーが満載の名盤となっています。
少し長くなってきたので、今回はこの辺で終わりにして、次回続きを書くことにします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ここで、いつものカーフィー・ブレェイクといきましょう。発音を少しよくしてみました。カ〜フィ〜・ブレェイクです。今日は、メ〜リケン ・カ〜フィ〜とドォゥナトゥにしましょうか。ドォゥナトゥ。なんだか自分でも訳がわからなくなってきたので、煎茶と大福にしておきます。大福を食べた後ちゃんと手を拭かないと、CDが粉だらけになるので注意が必要です。では、また。