< ご紹介バンド : The Trip >
こんにちは!
プログレの歴史を紐解いてきました当ブログも、今回で記念すべき第1258回を迎えることができました。ひとえに皆様のおかげでございます。心より感謝申し上げます。
さて、今回はイタリアン・プログレの興隆期から衰退期に至るまでの道筋を辿っていきたいと思います。
それでは、早速皆様をイタリアン・プログレの華麗なる世界へご案内することに致しましょう。
プワ〜〜〜ン!タララ〜ン!・・・ターンタララララ〜ン・ターン・・・トン、タララ〜ン!(イタリアン・プログレなのに、イエスのラウンドアバウトがオープニング・ミュージックとして流れる。)
ここまでの前置きは、本文とはなんの関係もありません。もっともらしいことを書いてカッコつけたかっただけです。申し訳ありません!広い心で許してくださいよ!兄貴!お願いしますよ!キャラメルあげるから!ほら、あげた!(キャラメルを持った手を高々とあげている。)
本当に申し訳ありません。
というわけで、いつものようにイタリアン・プログレバンドのご紹介をさせていただきます。
-- The Trip --
ザ・トリップは、フリオ・キリコや、リッチー・ブラックモアなどのビッグネームがいたバンドとして有名です。
バンドの歴史は1966年に、ロンドンにおいてリキ・マイオッキ(イタリアン・ポップ・シンガー)がバンドメンバーを集めたところから始まります。集まったバンドメンバーはマイオッキと共にイタリアに渡り、正式にバンドが結成となります。(このころは別のバンド名だったようです。)このメンバーの中には、リッチー・ブラックモアもいたそうです。その後マイオッキやブラックモアが脱退がするなどのメンバーチェンジがあり、最終的には4人編成になります。
1970年、バンド名を「The Trip」と改め、アルバム『The Trip』を発表します。オルガンとギターの旋律が印象的なサイケ要素のあるアートロックです。展開はプログレ的で、メロディーが心地よいアルバムになっています。
1971年、アルバム『Caronte』を発表します。サイケやハードロックの要素のあるプログレです。このアルバムもオルガンとギターの絡みがいいですね。音楽性がより高度になり、まとまったアルバムになっています。
ビリー・グレイ(ギター)とピノ・シノーネ(ドラム)が脱退し、新たにフリオ・キリコ(ドラム)が加入し、キーボード中心の3人編成となります。
1972年、アルバム『Atlantide』を発表します。攻撃的で疾走感あるキーボード・プログレとなっています。クラシカルなキーボードやエネルギッシュなドラムがいいですね。
1973年、アルバム『Time of Change』を発表します。クラシックやジャズの要素のあるキーボード中心のプログレです。前アルバム同様、疾走感あるサウンドがいいですね。洗練された完成度の高いアルバムとなっています。
同1973年、解散します。
それでは、オススメのアルバムです。
『Caronte』/ 1971
『Atlantide』/1972
『Time of Change』/ 1973
以上です。一般的には、『Atrantide』が有名ですが、『Caronte』と『Time of Change』も完成度が高いので、オススメです。
いかがでしたでしょうか?ここまで読まれた方は、もうお分かりとは思いますが、プログレの世界はこの世に本当に存在しているのです。もしかすると、プログレの世界への招待状が今夜あなたの家へ届くかもしれません。お気をつけて!アーハハハハハ!
全く意味がわかりませんね。申し訳ありません。では、また!